炭火割烹いふき@先斗町

炭火割烹 いふき ある企画が成功した事を祝って、先斗町の「いふき」で夕食。
http://ifuki.jp/

ワインはシャンパンもあったけどグランクリュで高そうだったので、クレマン・ド・ブルゴーニュにしましたw 味がしっかりしていて美味しい。
前菜はアワビ。分厚くておいしい。下に敷いてあるものも、何だかは忘れたけど美味しいです。
鮪、烏賊、鯛のお刺身。
生のマグロ、つまり冷凍ものじゃない!霜降り牛みたいな見た目をしてますね。口に入れると脂の匂いが広がりました。
鯛はちょっと柑橘の香りがして気持ちよい美味しさ。塩で食べても美味しい。
ここで日本酒「醸し人九平次」も注文。
鯖寿司。少し炙ってあって、細かい切れ込みが入ってる。で、ショウガが少し乗ってる。
サバの嫌な匂いが無くて、むしろ鮮烈とういかんじの良い香り。紫蘇が入ってるんですね。余韻に残る旨味がすごい!
ほおずきの中に、ぎんなん、孫芋、子持ち鮎の山椒煮?などなど。色合いがとても奇麗。
揚げた銀杏がとても美味しい。まさに滋味。
B様も「銀杏を美味しいと思ったの初めて」とか言ってました。何気ないトウモロコシの天ぷらまでが、とても美味しい…
遅れ鱧。九月のハモを「遅れ鱧」と呼ぶのだそうです。身も皮もおそろしく柔らかくて、お箸を当てただけですっと切れます。

つづいて焼きものが2つ。
のどぐろ(良く知らないけど、ムツの一種?)。皮の香ばしさと、かわぎしの脂がすごい。口の中にムハァーと充実感が広がります。
熊本牛だったかな。添えてある白いものは、山ワサビ。辛くなくて香りがよいそうです。
見た目で「ホースラディッシュかな?」と思って、あとで調べてみたらやはりホースラディッシュのことでした。よくローストビーフにそえてあるやつですが、これは香りの良さが別格でした。すりおろしじゃなくて、鰹節のようにスライスしてある形状にも謎が有るのか?
Tさんは、この薬味がとても気に入った様子で、買えるなら買って帰りたいと言ってました。
これは、もずくかな。牛の後にこれは、スッキリしてありがたいです。酸っぱさ加減がとても良いかんじ。


ここから3つは一品メニューでの追加注文。日本酒「春鹿」も注文したんだけど、味は忘れてしまった(お酒も、どれも美味しかったです)
追加その1。ぐじです。これも素晴らしく美味しい。今まで食べてたグジとは違う…雑味が無いというか。良い店で食べると、魚とか野菜に対する認識が改まりますねw
追加その2、鱧。蒲焼き風ですが、表面のタレの焦げた感じが絶妙で、これまた美味しい。木の芽が良く合います。
魚の脂の香りと木の芽の香りとが合わさって、ある種西洋焼き菓子というかおいしいクッキーに通ずる香りだと感じました。
追加その3、きんき。これが一番美味しかったかもしれない。なので2アングルから撮影 笑。口の開き具合が格好良いっすねえ。
皮ぎしの脂の香りが凄い。この店、本当に皮の美味しさを楽しませてくれます。
このへんで「綺羅星のごとく吟醸」(?)を注文。旨味があって美味しいです。


ここから本来のコースに戻って。
ご飯です。鱧のごはん、豆腐のお吸い物、茄子の浅漬けなど。いろいろ旨味の濃厚なものを食べた後に豆腐のお吸い物って、ほっとしますね。ご飯のお変わりができるのですが、このお吸い物ももう一杯ほしかった 笑。

水菓子。お吸い物と水菓子ですっかり落ち着く。ふぅー。


どれをとっても美味しかったし、お酒も全部美味しくて、というよりいろいろな認識を改めるほどでした。
また特別な時に利用したいと思います。
今回は良い方のコースにしたのだけど、8300円のコースでもどれだけ楽しめるのか、食べてみたいな。


利用した時はまだだったのですが、ミシュランガイドの星を取ったみたいです。