読んだもの 科学的とはどういう意味か

科学的とはどういう意味か (幻冬舎新書)

科学的とはどういう意味か (幻冬舎新書)


科学的な考え方、科学的に考える事のメリットなどについて書かれたエッセイ。
なので科学の雑学などのネタを列挙してる本とはまったく別物。
震災直後に出版された本なので、
マスコミに流されずに自分で数字を捉える事の大切さについて、原発のことを例に書いてるものが多い。
それに、防災については津波で例えて書かれています。
森博嗣さんの本の中では、マイナな考え方のものではなく、広い層に向けて書いている。
そのせいか、ちょっと新しさはない気がするし 理系の人にとっては、分かってる点も多いかな。
それでも なかなか面白かったです。
文系の友人に読ませたらどうなるか気になるなあ。