放浪息子

放浪息子 15 (BEAM COMIX)

放浪息子 15 (BEAM COMIX)

ついに完結!思春期を彷徨い惑う少年と少女たちを優しく見つめるものがたり、最終15巻!!
ついに完結かあ。
帯を見ないで読んだので、最終巻だとは知らずに読み始めました。
途中から、唐突に二鳥くんが小説書き始めて、
小説の中では、今までの「間」はなんだったの、というくらいザクザクとお話が進みます。
ある人物が、その小説を「視点がごっちゃになってて読みづれぇ」といいますが、
このあたりから このマンガ自体も、ゴッチャになって分かりづらくなってるようなw
(小説に書かれた事なのか、ほんとうのことなのかが分かりにくい)
小説の描写が多いのは、早く話を進めるためなのかなあ、と思うと同時に、
ちょっとぼかした表現にしたい箇所もあったのかもしれない、と考えました。
10年間も読んで来て、作中でも数年が経っており
彼ら、彼女らの変化が、、なんだかしんみりするなあ。