麻布シチュウ

通り過ぎそうなほどに落ち着いた外装。やや暗い店内にはジャズが流れている。席はカウンターのみ(外、壁鏡、厨房のどちらを向いているかの違いはある)。
普通、シチューってけっこう高いじゃないですか? それなのに サラダ シチュー ごはん デザートで1200円のコース、ってのは良心的だと思う。この値段で、肉の質はしっかり良くてスプーンで切れるくらい柔らかい。シチューの色は、表面にやや透明感があるタイプ。デザートの杏仁豆腐は、柔らかくて弾力が無いくせに、スプーンですくい上げるとしばらくプルプルしている。不思議。ごはんも美味しく、けっこう満足。麻布に来たら また寄りたくなりそう。
トイレのデザイン(つうか便座)がイカしてるのもポイントタカシ。

ドーナツプラント

DOUGHNUT PLANT麻布十番店。一番ベタなバニラビーンズとかいうのを注文。油のイヤな匂いがしなくて、ウットリする甘い香り。で、色感はフカフカしてる。
 あと、堅くて小ぶりなケーキドーナツのトリプルヴァローナチョコレートも食べた。どちらも高いだけあって良質な感じ。ドーナツが好きならクセになるんやろうね。

オーデュボンの祈り

オーデュボンの祈り (新潮文庫) 伊坂幸太郎「オーデュボンの祈り」四割ほど。城山が出てくるとあまりの悪意にクラクラする。自分と彼が関わりあってしまって、この被害者のようになったら…と想像して、絶望でぐったり。感情移入ってのはチョイ役のかわいそうな人にでもできるんだなと実感。城山のシーンは抜きにしても、なんか生きるとか死ぬとか考えてしまいます。
ところで、優午の存在は受け入れた上で読み進めていいんやんね。