読んだもの

貴志祐介「天使の囀り」360Pほど。「歯と爪」に入ったあたり。タイトルの現象の犯人?の話がずっと続いている。こやつらの話は、たしかに面白い…。
Randal L. Schwartz, Erik Olson, Tom Christiansen「初めてのPerl Win32システム」(ISBN:4900900796)。2章の、スカラー演算子の話。どういったわけか、インクリメントやデクリメントの記号が大好きで、コーディングの時もそこを書くとき一瞬ニヤけるくらいなんです。なので、いろいろプログラミング言語入門を読むときに、インクリメントがどのように書かれているかが興味深い。単純なことだけに。それから、perlの場合だと通常の言語とは変数型の説明が(当然ながら)大きく異なるわけで、そこを読むのも楽しみの一つ。宣言が要らなくて頭の中の思考を高速に垂れ流しながら書けるのが、この言語を好きな理由のひとつなんだよなあ。人間が計算するときに、整数とか文字だとか、最初は考えずに計算し始める人が大半だろうから、その点でperlは人間的だと思うんだよなあ。