松坂牛焼肉M

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松坂牛焼肉M 京都烏丸御池店で夕食。いい雰囲気の町屋ですねえ。離れのある中庭には、かがり火があったり。
とりあえず4500円のコースを注文して、足りなかったら追加しよう、という方針で。コースの内容は、牛の刺身、前菜盛り合わせ、焼きしゃぶ、焼肉3種、おひつごはん、アイスクリーム。お酒はビールと赤ワインのデキャンタを注文。ビールは1種類やけど、各種焼酎と赤と白は3つずつ、モエ・エ・シャンドンもあって、お酒はそこそこ揃っているかな。
　まず最初にテーブルに調味料が出される。わさび1本、醤油、甘いタレ、塩。
1品目は赤みの刺身。すごく甘味があって美味しい。口の中で融ける感じがするのは、牛というよりマグロみたい。さすがの品質！
コースの準備を待ってる間にお腹が減って限界だったので、先に牛筋ラーメンを追加して作ってもらいました。これはいけてますよー。ちょっと台湾のラーメンにも通じるようなほどウシのダシが前面に出ています。牛筋の脂がスープの表面に浮いてるけど、それはギトギトという感じではなく、サラサラとしていてくどくないし、スープが冷めにくくなっている。具が白菜なせいもあって、ちょっと鍋っぽい感じがして個性的。
　前菜は、カプレーゼ、水菜と牛を湯葉で巻いたもの、塩ダレのユッケ、スープで煮こごり風に牛と野菜を固めたもの。なんでカプレーゼなんやろ、とも思ったけどこうやって書いてみると、フレンチ、和食、イタリアン、韓国とバリエーションを持たせてるのかもしれない。カプレーゼはなぜかクリームチーズで、これもまたコッテリとして美味しい。もしかすると、フルーツトマトと釣り合うようにアレンジしたとか？ユッケもウマイー。ちょっと塩ダレが濃くて肉の味が分かりにくい気もするけど、そのタレが充分美味しいので文句は無い。それに肉の食感はしっかり味わえたし。
つづいて焼きしゃぶ。焼くのにしゃぶしゃぶとはこれいかに。一般的な呼び方なんでしょうか？タンを石の上で焼いて食べます。一切れがけっこう大き目で、歯ごたえがすごかった。あごがつかれる…でも美味しい。やっぱりタンが好き。赤ワインを頼んだのは正解やったな。大根おろし＋ポン酢がついてきたけど、甘いタレで食べるのも意外と美味しいことを発見。
　そんで、これがメインってことになるのかな。焼肉3種は モモ、上カルビ、リブロース。店員さんの説明によると、この順で食べるのがいちばん肉の味が分かるからオススメだって。今日のカルビはキレイでオススメらしい。でも、実はカルビってほとんど美味しいと思ったことが無いねんなー。脂が濃すぎて、今日のもダメでした。カルビって好きな人が多いみたいで少し悲しいきもするけど、でも脂が濃い部位より少ない部位が好きなほうが、好きなもん食べててもヘルシーに生きれるし別にいいのだ！　モモとリブロースは美味しかった。
　このあたりで、日本酒のシャンパンみたいなのを注文。1000円/300ml ほどで、たしかロマンチックな名前でしたよ…。アルコールの匂いはほとんど感じなくて、スッキリした甘味。名前忘れたのが残念なほど、美味しいお酒でした。

　肉と一緒におひつごはんが出てきたんやけど、お供についてきた山葵海苔と肉そぼろがむちゃくちゃおいしい！これをチビチビだべながら日本酒をやりたいなー。もちろんご飯もすすむ。ていうかお腹膨れてきたから実際はそんなに進んでないけど。なんかね、海苔も山葵もフレッシュなんですよ。これ売ってるなら持って帰りたいなと思ったくらい。
　最後はパイン味のアイスクリームで〆でした。これもなかなか美味しかった。
　最後にエスプレッソを注文してお会計。すごく満足でした。あんまり肉ばっかり食べずにサイドメニュー中心にも使えそうやし、また来ていろいろ食べたいと思う。