塗仏の宴 宴の支度

分冊文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (上) (講談社文庫) 京極夏彦 分冊文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (上) 。「うわん」読了。何かが足りないと感じ、何度も自殺を計る村上。彼は自殺をするようには見えない。
面白い。二つの謎があり、一つを解き、一つを解こうとするところで終わる、という連作なのだろうか?
似非京極堂が、所謂偽の真相をカタっている、ということもありえる。その尤もらしい講釈が最後に纏めてひっくり返るのではないか。