読んだもの(金原ひとみ)

蛇にピアス (集英社文庫)

蛇にピアス (集英社文庫)

再読。雑誌しか持ってなかったので文庫を買いました。最近読了した「オートフィクション」と比べて、遜色の無い文章だなーと思った。これデビュー作でしたよね?上手いなあ。ピアスの話は痛すぎて好きになれないんだけど、殺しの要素が絡んでくるのが良いです。あー久しぶりに録画しておいた週間ブックレビューが見たくなった 笑。
 
 めずらしく一日で読み終わって、これくらいの文章量なら、歴代の芥川賞を遡って行ってもいいかなー、と思えた。ゲームのエッセイも書いてるという「、猛スピードで母は」の作者が気になってるので、まずはあれを買おうかな。

 で、早速 受賞時の週刊ブックレビューを見た。当時も思ったけど、落ち着いてるなあ。
蛇にピアスの最初のタイトルは「甘い死臭」だったみたい。今日読んで感じたことも、まあ自然なことだったんだな。
松尾スズキの「福助」の名前が挙がってたのが以外。舞台好きなことは感じさせなかったもんな。
・司会のひとがすごく良かった。藤沢周というのかな?このひとの作品も読みたい。