ミュージカル

金蘭会高校演劇部「ミュージカル」(作:サカイヒロト)観劇@精華小劇場。HPF(HighSchool Play Festival)中で、あちこちで高校演劇をやってる。ビックカメラ近くの小学校跡みたいな劇場で見てきました。感想は後日。
 何か事故があったらしい病院に、救助隊が駆けつける。助かった者はいなさそうで、「だれかいませんか〜!」と形だけ呼びかける隊員。そこには一人の少女が居た。
 難しくてよく覚えてないんだけど、その少女「鈴音」の看護をするために選ばれたのは、感情を知らない少年、「エガオ」。同じような少年たちと感情を表現する訓練を受けているときに、エガオが上手いからとつけられた名前…だったと思う。なんでも、普通の人が鈴音を看護すると取り込まれてしまうだか参ってしまうだかで、このエガオ少年が選ばれたのである。
 話はほとんど忘れてしまったのだけど、このエガオ役の役者さんがすごかった。作ったエガオの、ちょっとカタいような、でも頑張って素直に表現しようとしているような、それでも不気味な、けどどこか吹っ切れたひた向きさと気持ちよさも感じさせる(けど怖い)笑顔で。もしかすると演技じゃなくて、生まれ持った顔がそういうものだったのかもしれないけど 笑。このキャラクタの表情にウソがあったら(←って、嘘の笑顔なハズなんだけど…ヘンな表現。)、劇が台無しになってしまうような重要な役だと思う。いやあすごかった。
 3年生はさすがやなー、とか、刑事役の人まだカタイんやけど これからが楽しみ!とか思った。
 ストーリーはわからんでも、ある程度テーマはわかったつもりだったんだが…ゲドと「ゆれる」見たらすっかり上書き保存されてしまった。

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