怪談の怪 with 幽

怪談の怪@京都テルサホール。京極夏彦新耳袋の木原さんくらいしか知らないなーと思ってたら、じつは豪華パネラー陣で得したなー。
京極夏彦さん。ちょうど数年ぶりに京極堂を読んでるところやけど、本人を見てもべつにワクワクするもんでもない、ということが分かったw。怪談の朗読をしはったんやけど、ぜんぜん怖くなかった。
字面で見ると怖いんだけど、声に出すと怖くないものが多くて、そのなかでも今日は声に出して怖いものを選びました。とのことやったけど、ほんまに全然やった。
唐沢俊一さん。そんなにファンってわけでもなく、ちょっと登場しただけやったけど、生で声が聞けたのが一番嬉しかったのはこのひとかも。
森山東さん。そのうち読もうと思っていた花街ホラー、「お見世出し」の著者で、花街の一つ宮川町にまつわる怖い話を披露。
客が寄り付かなくなったバーを霊能者に見てもらうと、「天の邪鬼がいる」というので 外へ押し出してもらった、という話は笑えたw
「普通は清めたりするのですが、物理的に『押す』ってのは…ツボにはまりました 笑」と京極さん。
最後に木原さんの話していた話は、まだ未整理らしいのだけどかなりひんやりできた。怖い話を書くのは嫌なのでここには書きません。

つうか、歌舞伎の屋号の由来になったのは、宮川町にあった店たちなんやって。知らんかった