探偵アリス

パノラマ党 第一回演劇公演「探偵アリス」観劇＠in→dependent theatre 2nd。
なにより座席が悪い！三列目だと舞台が半分くらいしかみえないし。たまに使われるスクリーンも、床近くまでフルに使ってるから、観客の影がうつりまくりで見えない。もうちょい真ん中に寄せて使いましょうよ。初めての公演だからそこまで気が回らなかったんかな…。
劇自体は、終盤が長すぎるのを除けば、ボチボチの出来でした。その終盤というのは、ミステリで例えると、探偵が皆を集めて大円団…が何回もあるようなかんじ。おもいついたオチを全部入れたかったんかなあ。最初だからとりあえず全力投球してみたんだろうけど、空回り感強し。偽の真相や決めゼリフみたいのが延々と続くのはつらい。劇団ショウダウンみたいか、といえば京都のひとには分かるかな。
というわけで終わり方を間違った作品ではあるけど、中盤はなかなか楽しい部分もありました。アリスがいろんな場所を旅する先々で出てくる死体たち遺体たち。岡山県「見立て村」の見立て殺人。けっこう笑いもあった。あ、あと一部美形とキぐるみも良いですね。
ミステリーを期待せずに、言葉とガジェットの遊びと思うのが吉です。
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