劇団とっても便利「高野聖」

小川真由美&劇団とっても便利「高野聖」観劇@元・立誠小学校グラウンド。初の野外劇ですよー(能を除く)。
前半は退屈でどうしようかと思ったけど、馬が出てきたあたりか夕食のあたりから面白くなって。魍魎どものダンスの迫力がすごかったです。なんでだかよくわからないけど、「野外劇でこその迫力やなあ」とか思った。校庭に生えてる木をそのまま活かしてる点とか、舞台の後ろの校門が開いたとき木屋町の街並がみえたりとか、野外ならではの雰囲気でした。
ダンス以外に印象に残った点は、、、プロンプターが大活躍してたところとかw。白痴の亭主の迫真の演技と、まさに白痴美の奇麗な歌声。馬の姿に変えられてしまった人の、どう見ても馬!なブルブルした動き。若い僧の、清廉なまなざし。どう見てもベテラン女優さんな小川真由美さん。全然持ち味の違う役がひとつの舞台の上でまとまってました。
 というわけで、話の筋については正直よく分からんくて、小説読んだ時もよくわからなかったので、演技とかの感想だけでおしまいにします。
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追記:あとで聞いたのだけど、白痴の亭主役のひとが座長の大野裕之さんだったのかあ。