不都合な真実

不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

「魔女」を読んだからってわけではないけど。Bivi二条のTOHOシネマズ二条で観てきた。昨日だったら500円で鑑賞できたんだけどな。アル・ゴアのプレゼンを見てるかのような映画。もうちっとドキュメントタッチかと思ったが。半分くらいはプレゼンかな？でもエンディングへの流れはなかなか格好良かった。

二酸化炭素が増えてるってことと、それが地球温暖化の原因だってのはもう誰でも受け入れてる事実だと思う。それを、危機が迫ってるってことをハッキリ分かりやすい形で教えてくれる作品かな。
たとえば、南極の氷はどうして「急速」に溶けるのか、というのを気温だけじゃなく、構造から解説したり…
氷が溶けると、海面が上がるだけじゃなく、氷が反射してた分の太陽光線の熱が、海に吸収されてしまうとか…
北極の氷が少なくなったせいで、溺死したシロクマがいるとか…
あとはアメリカ政府のアホさとか。

日本って、アメリカに比べてエコが浸透してると思うんですよね。だから、この映画の影響ってそんなに無いのかも、と思ったり。
それよりはアメリカ人に見て欲しい映画ｗ　というか、いくら他の国でがんばっても、米国がいいかげんだと、焼け石に水なようなｗ。
なぜエコが浸透してると思うかっていうと、たとえばみんな平均的に稼いでるから、ロハスに関心もってる（関心もつ余裕が有る）ひとが多かったり。
車のCMも、燃費とエコロジーをかけて作ってあるの多いし。
アメリカは基準がゆるゆるで燃費のいい車が無いから、そんなCMしてないだろうし。
クールビズ、というかオフィスの冷房をゆるくしてるとこ多いだろうし。
ま、日本人でもみんな観たらいいと思う。
今日の午前中に、もう12時の回と14時の回がほぼ満席で、けっこう興味を持ってる人は多いんだなーと感じた。スーパーサイズミーよりは混んでそうｗ。