読んだもの マルドゥック・スクランブル

ヴェロシティを読むために、スクランブル再読中。
スロット、ポーカー、ルーレット、という過程を経て成長してるのはバロットだけではない。
冲方丁は読者のレベルをも引き上げてるんだな…。いきなりルーレットの話を書いても、付いて来れない人が多そうだもんな。このコントロール力はすごい。
ベル・ウィング。何度読んでも彼女との対決シーンは「くる」ものがある。ギャンブルの対決なのに、「興奮する」というよりは、なぜだか凛とした潔さを感じるようで、感動する。

ところで、日本で一般に、全く手札を見せずにポーカーをしますが、あれは一般的じゃなくて、この作品に出てくるような、一部を公開するような遊び方がメジャーだそうです。
そうだよな、そっちのほうが面白いと思ってた。