火事と、密室と、雨男のものがたり

火事と密室と、雨男のものがたり (講談社ノベルス)

火事と密室と、雨男のものがたり (講談社ノベルス)

もうすぐ読了。昔に比べてマシとはいえ内容がちょっと暗いので、せめて外で読もうと思い、四条ホテル スタバのテラス席で読書。天気がいい…(おぎやはぎpodcastききながら、京都駅から四条まで歩いてしまった。)
何が暗いかと言うと、主人公の男が非モテ系でイジメられっ子だし、もうひとり登場人物に虐められてるやつがいて、主人公は内心(俺には分かる…)というような相づちを打ったりするのが印象的w。暗いけど面白い浦賀小説。
舞台の街はほとんど雨が降ったことが無いそうで、天候的にはちょうど良かった。
さて。メインとなる事件の一つに、本人以外の足跡が無さそうで、これは自殺じゃないか、と思われてる事件が有るのですが。
もし自殺だとしたら、とあるボランティア施設のおばちゃんが言うような事件は起こらなかったはず、というのがキーになるのかなーと思いながら読んでたのだけどほとんど関係なさそう。
追記:読了。うーーむ。あんまりミステリとして意識せずに読んでいたのがもったいない。面白かったです。