佐藤友哉

1000の小説とバックベアード

1000の小説とバックベアード

日本文学一千年が、今夜新宿でビッグバン!
この帯、今読んでるコズミック・ジョーカー(清涼院流水)を連想させるなあw。
デビュー当時から珍しくちゃんと本を新刊購入して読んでいた作家であり、一時は作家をやめそうなところまで追い込まれてたユヤタンが、三島由紀夫賞を取ったとなれば…読まねばなるまい。
出だしはすごく良い感じだ。とても小説っぽい。わくわくする。で、佐藤友哉っぽさも失われていない。
「1000の小説とバックベアード」というだけあって、いきなり小説のタイトルがずらずらと並べられるシーンが。
その中で既読作品がいくつあるか数えてみると。
ムーミン谷の仲間たち, みずうみ, 猫のゆりかご, ブラウン神父の童心, 夏への扉, こころ, アクロイド殺し, 金色夜叉, 海と毒薬,,,
9冊。少ないなあ。
ところでバックベアードって妖怪の名前でしたっけね。