佐藤友哉

1000の小説とバックベアード

1000の小説とバックベアード

9冊。少ないなあ。
とさっきの日記に書いた。100冊ほど挙げられたうちの9冊。
でも、世の中には死ぬまでに9冊くらいしか小説を読まない人もいるかも知れない。
小説を読める程度の頭を持っている人でも。
じゃあ、たいして頭の良くない人の場合は?1冊も読まずに死んで行く人もいるんだろうか?
それはすごいことのような気もするけど、
馬に乗った事の無い人や、お酒やタバコを飲んだ事の無い人、と比べてどれくらい特別なんだろうか…
1000の小説、という数字はリアルに思える。
これが1000の映画、だとちょっと自分には無理そう。
1000の酒、ならいけるだろう。
1000のゲーム…は、やってたとしても ちょっと言いづらい気がする。
多分、この中でも小説ってのは特にマイナーな存在なんだろうな。
でも、いままで長文を書いた事のないようなひとたちが、mixi等をきっかけに日記を書くようになったりで。
これから小説を読む人は増えるんじゃないかな?
と、感想じゃなくて小説の事を考えてみた。