幸福な食卓

家族が揃う朝食の席で父が言った
「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」
同じ頃、娘のクラスには、大浦勉学という名前の転校生がやってきた。
銀河鉄道の夜 [DVD]

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先週、銀河鉄道の夜をレンタルしたのだけど、あまりに棒読みで、舞台も宮沢賢治っぽくなかったので、観ないで返してしまった。
で、口直しに借りたのが、この「幸福な食卓」。
良かったです。
父の性格?以外はよく有りそうな話で、最初はなんとなーく観てたんやけど…
ある出来事が起こってからはすっかり引き込まれてしまって。
演技と言うか、顔が良いです。表情が…。って、それは演技かw。
控えめだけど、ちょっとした表情の変化や、目で演技する北乃きいはやっぱり本物かな、と思った。
14才の母では、ただの脇役としか思えなかったけど…)
ラストシーンお、ミスチルの歌が流れるまでの流れ(台詞のつぶやき方)とか、
そのあとの、なんてことないシーン(言ってしまうと、歩いてるだけのシーン)がずっとつづくところとか、とても良かった。
この曲を、こんなシーンで使うか…!ってかんじで。やられました。


父役の沢田研二もいいなー、と思ってたら…今調べたら別のひと役者さんだったのでびっくりした。
羽場裕一…よく知らないけど、いいかんじだった。
追記:あとあときいてくる良い作品です…二日経って、余計に良く思えてきた。
佐和子が大浦君のマネをしてつぶやく台詞は、自分の中でとても大事なものになりつつ有ります。