第10回ワイン試飲会@大津プリンスホテル

試飲会の会場では、おつまみ用にチーズも売ってます。
以前は、チーズ500円で3種、わりと大きめのを買えたんだけど、今回はバゲットの上に薄く切ったチーズが置いてあるだけで、チーズ自体のボリュームは減ってしまった。
けど、パンが付いてるので これはこれでOK。
チーズの種類は、プロセスっぽいアッサリしたチーズに、カマンベール、白カビチーズに青カビの入ったチーズ、の3種類。
酔っぱらう前に高い目を飲んどこうと思って、ルイ・ラトゥールのジュヴレ・シャンベルタンを飲もうと思ったら有料だったので止める…


で、最初に飲んだのはパイパーエドシック ブリュット(PIPER HEIDSIECK BRUT)。

(ピノ・ノワールピノ・ムニエシャルドネ)
最大の特徴は、きれのよいフレッシュな酸味、デゴルジュマン前に最低2年間瓶内熟成おこなっています。
結局今回飲んだシャンパンはこれ1種でした。トーストのような香ばしさを感じた(パンフの解説とは全然違うの自信は無いですが)。シャンパーニュっぽくないパッケージも含めて、けっこう好きです。


次はメモスのブースで、イタリアのILLUMINATIという会社の白ワイン、ダニエレ コントログェッラ ビアンコ(DANIELE)。

通常気高い赤ワインとマッチさせる料理をも引き立てます。葡萄の皮と短期間接触させる伝統的な方法で醸造される。個性的なワインです。
独特の香りで「けっこう好き嫌い別れるんですが、好きな人は多いんでレストランで置くには良いですよ」みたいなことを言われてました。
お肉に合う白ワインもある、とは話(やマンガ)にはきいてるけど実際飲んだことはほとんどなくて。
ちょっとハチミツのような甘さと、ミントっぽいスーとした感じを受けました。
なんか話を聞いてると、心斎橋のコロッセオの関係者らしかった。あそこってイタリア政府公式認定の「リストランテ・イタリア―ノ」なんですよね。


次に 巴ワイン&スピリッツのブース。カバを飲みに行ったのだけど、カロの方が印象に残ってます。

(モナストレル、シラー、テンプラニーニョ、メルロー)
スペイン、イエクラはワイン愛好者の注目の地。透明感があり輝きのある深いガーネット色。干しぶどうなどドライフルーツを思わせる香り。整った酸味と香り・味のバランスのとれた長い余韻が楽しめます。
カロバラホンダは、細かいことは分からないけど とりあえずムハァーという濃さで、正直濃すぎてチーズが無いとツライんですが。2000円でこの濃縮味が楽しめるのは良いかも。
パーカーで89点とか描いてあったように思います。パーカーさんは濃いワインが好きなんですよね、たしか。


次に、再びルイ・ラトゥールのブースで、サントネ・ルージュを試飲。

芳醇で生き生きとした活力あふれるワイン。ストロベリーなどを思わせる独特のブーケが豊かにひろがります。
苺というより、イチゴジャムな後味だと感じた。
続いてコート・ド・ニュイ ヴィラージュ・ルージュ。
透明感の有るルビー色、クロフサスグリの強い芳香、コート・ド・ニュイ独特の深みと繊細さの調和が特徴です。
クリアだけど渋みのあるような感じ。
こういうのをフルボディって言うんですね…さっきのサントネのほうがフルボディで、こっちは軽い目なのかな、と思ったらサントネがミディアムでした。
濃縮味は薄い気がするけど、この渋みが高級感なのかなー。


日本リカーのブースではルイ・ジャドを堪能。
ムーラン・ナ・ヴァン "シャトー・デ・ジャック" に ボジョレー・ヴィラージュ "コンボージャック"、白は マコン・ヴィラージュ "グランジュ・マニアン"、ブルゴーニュ・ブラン "クーヴァン・デ・ジャコバン"、それからまた赤で ブルゴーニュ・ルージュ "クーヴァン・デ・ジャコバン"。
ひととおり飲んで改めて思ったのは、ハズレが無くて、いくらでも飲めそうなワインばかりだけど、個性は弱い気がするってこと。
ひとによっては つまらなく感じるかも知れないけど、一番好きなブランドです。
ところで、このサブタイトルみたいなのはナンなんでしょう?雰囲気?


白鶴のブースではグリューワインを。

シナモンやクローブ等の風味が特徴の甘口赤ワイン。グリューワインを温めて飲むのがドイツの冬の風物詩です。
このワインは電気ポットから熱々のを注いでくれました。
連れの女性2人も言ってたのだけど、ナイトキャップに最適ですねえ。つまみが要らなくて、これだけで完結した味だし。
シナモンもクローブも大好きなスパイス。これは買っといたら良かったかなあ。
もうちょっと寒くなったら探そう。


ここでちょっと小休止。表で休む。


復活して最初に稲葉のブースへ。ロゼのスパークリングをいただく。

ビン詰めしてからデコルジュマンまでに40ヶ月熟成させたロゼのグランレゼルバです。とても美しい淡いピンク色をしています。クリーミーで持続性のある泡。野生の苺を思わせる味わいで、いきいきとした果実のフレーバーが魅力的です。価格からは信じられないパフォーマンスを魅せてくれます。
マス デ モニストロル カバ グラン レゼルバ ロゼ。
これは定価2200円くらいなんですね。びっくり。すごく美味しいです。
フルーティーで華やかだけど甘すぎず、シャープさも併せ持っていると言うか。これは次に見つけたら買わなくちゃ…
このM一文字だけのエチケットには見覚えがあるような…どっかで飲んだのかな。


ラストは木下インターナショナルのブース。
ここは瓶内二次発行のスパークリングが揃っているらしくて、
そのなかでも気になっていたワインは ジャンバブー ブランケット・ド・リムー アンセストラル

1531年にブランケットリムーで世界で初めて発泡酒が発見されました。元祖スパークリングワイン。そのつくりがこのメソッドアンセストラル。
元祖とか世界で初めてとか、とても気になります。でも、試飲が終わっていました…
品は残ってたんだけど、終了時間が近いせいか開けてくれませんでした。
というより、店員さんがマディラワインの説明に熱中していて、スパークリングはほったらかし。
お客さんがブースの内側まで入って、各自勝手に注いで飲んでましたw それをまねして色々飲みました…w
でも、飲みたいのが飲めなかった残念さばかりが印象に残って、ワインの味は覚えてないです。
マディラは印象に残っています。
今、最も注目される酒精強化ワインのマデラワイン。マデワラインのトップブランド『バーベイト社』の高級バラエタルマデラ。高貴品種であるブアル種はやや甘口タイプのワデラワイン。高級紹興酒を思わせる味わい。
マデラって何回言ってるねんw。バーベイトマデラ ブアル(BOAL)10年、とても美味しかったです。
「なんか養命酒に似てる」とか言ってしまって全否定されたんですが、あとで説明を見てみると紹興酒に似てるってことで、たぶん勘違いして養命酒って言ってしまったみたいです。
やっぱ6300円もするだけのことはあるなー、という濃厚トロリとした味わい、まわりの空間にまで広がる香り、です。