ユリイカ 総特集 荒木飛呂彦

イズミノユウキ「ヘブン・ノウズ・ハウ・ザット・ビジョン・イズ」。
人は2次元である平面の絵を見て、脳内に3次元を描くことが出来る。
同様に、3次元である立体モデルを使えば、4次元の世界を描くことが出来る。
…という話を聞いたことがある。(実際に4次元のモデルも触ったことがあります)
けど、荒木飛呂彦は2次元の表現であるはずのマンガで、4次元の描写に挑戦しているんだなあ。

一コマ一コマが2次元のオブジェクトだとしたら、マンガという作品は2次元のオブジェクトの配列で出来ている…ということはコマの間隔をうまくコントロールすることで、ほぼ3次元の作品になれる…のかもしれない、なんて思ったりして。