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みやこめっせ(京都市勧業館)の古本市に行ってきた。
と言っても。普段読んでる本の趣味はとても安上がりで、
読みたい本で絶版になってるものはほとんど無いので、必死に何かを探すという事も無く、さらっと流すくらいでした。
本の事よりも、久しぶりにid:umineko01さんに会えたのが嬉しい。
- 作者: トム・スティーヴンソン,シャンパーニュ委員会日本事務所
- 出版社/メーカー: 辰巳出版
- 発売日: 1999/01
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- 作者: ゲリー・ボーネル,大野百合子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2004/09/30
- メディア: 単行本
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「アトランティスの叡智」っていう胡散臭いタイトルを見て「うわ…笑」と思ったら、
よしもとばななが序文を書いてるってのでますます興味が出て。
その序文によると、転生について曖昧ではなくシッカリ書かれているらしいw
ぱらぱらと読むと、エーテルがどうこうとか、キリストの話とかが載ってるのだけど、
各章の最後に「ライフスタイルにどう適用するか?」とまとめられていて、これが妙に具体的で、かつ後半はスゴいことになってて面白かった。
たとえば序盤は
「牛乳を飲むのはひかえましょう。すべてのひとは、程度の差こそあれ牛乳アレルギーを持っています。喫煙者は牛乳を飲まないように」
とか、
「よく噛んでゆっくり食べましょう」
「背骨の感覚を広げるような感覚でストレッチしましょう」
といった普通に健康の本みたいな話や、
「ものを食べるときは、それがどこから生まれたものか、もとは何だったか意識的に食べましょう」
「水は生命の源です。水分は充分とりましょう」
といった、まあちょっと宗教的かもしれんが、これくらいなら普通にロハスとかエコロジーの範疇として読めるなー、といった話が書かれている。
(牛乳の話はちょっと胡散臭いかもしれないけど、「牛乳が本当に健康的なのか?」って話はたしかに最近良く聞く)
それが後半になるとしてエスカレートして
「牛乳を飲むと体内に粘着質のものが生じます」
「水とサプリメントだけで21日間過ごすのは良い経験です」
とか、さらに「ライフスタイル」に加えて「召還(?)」とかいうコーナーが増えて、なにか感謝したりとか自分を褒め讃えるような言葉を唱えたり
と、もう普通の生活とはかけはなれたレベルに達していた。
気軽に読むには危険な本かもしれないけど、序盤の「ライフスタイル」の内容なら実際取り入れてもいいなーと思える内容でした。