伊晃庵@京都駅前

昨日、一昨日とドタバタして夕食がなおざりだったので、伊晃庵でちゃんと夕食。
お酒はグリーン・ポイント ヴィンテージ ブリュット'05。
シャンパンで有名なモエ社がオーストラリアで作ってるスパークリングワインです。
スパークリングとはいえ、どことなくモエ・エ・シャンドンぽさ、シャンパンぽさを感じるさせる高級感があります。
ビゴール豚の生ハム。旨味が濃いです。
生ハムといっても、ややジャーキーっぽいというか、そんなに生っぽくない種類のってありますよね。これは熟成期間が長い高級品ということなのかな。
食べ比べてください、と普段出してるらしい生ハムも頂きました。最初口にいれた一瞬は味を感じないくらい、濃さに差があるのだけど…普段のも、後味は好きだなあ。
あと、かぼちゃとブルーチーズのカナッペ。ブルーチーズの臭みやピリピリをうまく和らげて、なめらかに使わはるなーというかんじ。
めずらしいグラッパが入ったというので、めずらしくお酒をおかわり。
ベルタ・ロッカニーヴォという品のようです。高級品で、一杯1600円。でも値段に見合った、あるいはそれ以上の価値が有りました。
とりあえず素晴らしい香り。最初プラムのような、というか良い梅酒のような甘酸っぱい匂いを感じたのだけど、徐々にチョコレートのような香りになって、ショコラティエにいるかのような錯覚を感じました 笑。
せっかくなので、水で割ってもらったり、コーヒーにいれてコレットにしてもらったりしたのだけど、やっぱりこのまま楽しむのが一番だなあと思った。
正直、口に含まなくても、グラスに鼻を近づけてクンクンやってるだけで満足なんだけど、思い切ってごくっと飲んでみると、それはそれで、濃厚な香りがいいかんじ。
そのときはチェイサーを飲んでも、しばらく口の中に香りが残るくらい。

このお酒を匂ったり舐めたりしながら、星の王子様を読んだ。甘いけどあくまで大人向けという点で、この2つは良く合う。