のび太の宇宙開拓史

大長編ドラえもん (2) (小学館コロコロ文庫)

大長編ドラえもん (2) (小学館コロコロ文庫)

今日は藤子・F・不二雄先生の誕生日なので、大長編ドラえもんの文庫本を買ってきた。
内容もほとんど覚えているのに、大人になった今読んでも面白い!
ワープとか重量とかSFっぽい要素を、これほど子供に分かりやすく描いてある作品ってなかったよなあ…
単純に楽しいだけじゃなく、今なら凄さがよく分かる。

それから、SF要素だけじゃなく…タマゴ鳥やナメクジとか、変わった生き物たちや植物なども楽しい。
そういうのって、今で言うとワンピースが抜きん出ていて、そのルーツは鳥山明かなと思ってたんだけど、藤子・F・不二雄の生物デザインも良いなー。

そして決闘からのラストシーン。
普通のガンマン作品なら、紋切り型なはずの表現が…ドラえもんにおいては、重要な伏線になる!!
(銃を抜く前に風が吹くシーンね)
のび太危うしと思わせる演出も、のび太だからできるんだよなあ…w