ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー

半分ほど読んだ。初めて買ったハードカバー伊坂が、このミス1位になったのは嬉しい。


序盤政治の話が多くて、「魔王」もそんなかんじだったので、伊坂幸太郎は犬養になろうとしているのか…という疑いがますます強くなった…のは一瞬だけ。やっぱり面白い。
(犬養になるのか?みたいなヒヤヒヤ感も演出してるのだったりして…)
伊坂作品はいつも伏線の提示/回収がうまくて、ラストでうわーってなるんですが、これはいつも以上に緻密に線が張られている気がする。
構成は「ラッシュライフ」とか「チルドレン」みたいなかんじだけど、出来事のスケールがずっと大きい。
先が楽しみ。