時をかける少女

時をかける少女 通常版 [DVD]

時をかける少女 通常版 [DVD]

待ってられない未来がある。
2度目の鑑賞( 映画館での一度目はこちら id:gma:20060827)。
なにこの切ない充足感…!
やっぱり、とても良かったです。
踏切のシーンとか、助かるの分かってるのに、泣きそうになってしまう。

スタッフロールの前にもういちどタイトルが出てくる。
それだけで、「過去へ時をかける少女」から、「未来へ時をかける少女」へと変わった…というのが より実感できて、ナイス演出だと思った。

やっぱ仲里依紗さんの演技力がずば抜けてる!
(あの「止まれ止まれ」は碇シンジ君の「動け動け」に匹敵するかも)
俳優さんが声優の仕事をすると、ドラマの演技みたいでアニメ絵と合わないと感じる事が多々有るけど…仲さんは違和感がない。逆にドラマではやや演技過剰に感じそうでもあるけど、それもなぜか大丈夫だったりする…。他にない存在やなーと思う。

あと絵的な感想として。空気感がうまく出てるなーとあらためて実感した。
空気感というのは雰囲気のことじゃなくて、遠くのものはかすんで、ゆらいで見えるというリアリティのこと。
(FFシリーズでは6から導入されてて、当時スゴいなーと思ったのがまだ印象に残ってる)
星が瞬いて見えるのも、空気の揺らぎがあるからなんですよね、たしか。


一日一日とか、一期一会を大切にしたいなーと思える作品でした。
つい、そういう感覚を忘れてダラダラと過ごす日もあったりするけど。
えーと、あのプリンはモロゾフかなw この感覚、モロゾフのプリンをみるたびに思い出すようにしよう 笑