読んだもの 地下鉄の叙事詩

アレグリアとは仕事はできない

アレグリアとは仕事はできない

アレグリアとは仕事はできない」収録、「地下鉄の叙事詩」読了。
電車の中でイライラするひとたちを、それぞれの視点から描いた作品。
一度、電車の中で
「なんであんな顔をしてるんだろう…」
と思ってしまうほど、鬼瓦のような表情をした女性を見た事が有った。


「地下鉄の叙事詩」のひとたちも、他人の顔を見て「なんで彼はそんな顔をしてるのだ」と考えていたりするのだけど…。
みんなそれぞれ事情があるものなんだよなあ、と当たり前の事なのに、ちょっとハッとさせられた。