読んだもの フリーランチの時代

フリーランチの時代 (ハヤカワ文庫JA)

フリーランチの時代 (ハヤカワ文庫JA)

僕たちの幼年期の終りがやってきた!
初の小川一水作品。SFが読みたくなって、この作者の作品では表紙がアニメ調で読みやすそうだったから。
表題作「フリーランチの時代」読了。火星の平原で究極の選択をした三奈の体は…という作品。「ポール・ワイスの思考実験」とか「タンスターフル」とか、気になる単語が色々出てきて良い感じ。
正直に言うと、オチがよく分かりませんでした。
収録作「Live me Me」読了。フリーランチの時代に続いて、生きる事とは、人間とは…というテーマっぽい。SFって哲学なんだよなと思う。
サイバーというかワイヤードな世界観なのに、かなり日常的で、地続き感があるのが良い感じ。