砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

好きって絶望だよね
桜庭一樹さんの作品は初めて。第1章の「砂糖菓子の弾丸とは、なかよくできない」だけ読み終える。
一歩間違えば痛々しい人物のはずが、なぜかその狂気が愛おしい。海野藻屑も、兄も。
いや、なぜか、というよりは…明らかなんだけどさ。
悲しい運命のくすぐりと、それに抵抗するために狂ったひとたちを見ていて、何も思わないわけは無い。
こんなに良いとは、想定外だなあ。


ヒロイン?のビジュアルは戯言シリーズの青色サヴァン(友)をイメージして読んでいたら、
偶然、戯れ言シリーズのタイトルそのまんまのキーワードが出てきたのでびっくりした…