鈴木先生

鈴木先生 9 (アクションコミックス)

鈴木先生 9 (アクションコミックス)

白熱の生徒会選挙!会長の座は誰が!?

「髪の娘」こと小川蘇美の魅力炸裂!!
9巻の前半は生徒会選挙の演説。
すごいな。心の状態の遷移というか、回りの反応によって演説の戦術を組み替えて行くさまが、すごくリアル。
ここまで徹底した描写をしてる作品は、そうそう見ない…
それから、「生徒会選挙選挙」というシステムそのものの描写もすごい。
よく学園物でみかける人気取りバトルとは一線を画してるというか…
そのぶん、ちょっと暑苦しかったり、青臭いというか、何かの運動を見させられてる気分にもなるのだけれど
ちゃんとエンタメです。ディベートとか好きな人にはいいかも。
それから、後半は演劇についての話!
まだ上演や練習には入ってなくて、脚本を選んだりしてる段階だけど、次が楽しみ!
そういえば、この作品、どことなく演劇っぽいんだよなあ。