読んだ物 四畳半神話大系
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2008/03/25
- メディア: 文庫
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文章のテンポが良くて、頭の中で声が聞こえてくるみたいだ。
っていうのは先にアニメを見た影響も有るかもしれないけど。
各話のラストはアニメのほうが良さげかなあ。
あの、最後に時計が出てきて、EDの音に繋がるのがすごく好き。
小津のキャラクタが何ともいえない味を出してるだけじゃなく、
この小説は主人公も味が有るんだよなあ。
わりと、主人公って、薄い…ようなのが多くないですか?キャラの立ってる小説だと。
けど、なんかこの主人公のうだうだした感じは味が有るなあ。
ところで、読んでて京都の有名スポットがいろいろでてくる。
三条のリプトンみたいに具体的な名前が挙がってるのもあれば、
パチンコ屋みたいなのもある。
しかしそのパチンコ屋が今ではなくなったのはまこと残念であるw
幕末風居酒屋になってるんだよね…
他には名前が出てないけどハッキリ特定できるのは、
御池のアイリッシュパブ、ヒルオブターラとか
三条木屋町の長浜ラーメンみよしとか。
みよし、しばらく食べてないけど、今どんな味になってるだろう?