借りぐらしのアリエッティ@T・ジョイ京都

イオンモールKyotoのティ・ジョイで「借りぐらしのアリエッティ」観賞。
シアター10のF列。近すぎることもなく、前が広くて、すごく観やすい席だった。
映画も、「ハウル」「ゲド」とハズレっぽいのが続いてたジブリだけど、
ポニョとアリエッティで、すっかり信頼回復した感じ!
主人公でウェーブのかかった髪の毛は珍しい。おでこがかわいい。
髪留めとか遊び心のある小道具、ギミック。
ブサカワイイ猫に、キモカワイイ虫。
なんか美味しそうな食事。
少年は柔らかすぎな目つきがちょっと苦手だったけど…
主役の二人が、ちょっと噛み合ない感じなのも良い。
ハウルとか、「なんでいきなり惚れあってるの?」とか思ったし
アリエッティと翔は…一方通行的というか、ありがた迷惑的な関係なのが、
リアルというか、人間のエゴが少し出てるみたいで、なーんか良かったよ。
ぜんぶ上手く行かなくたって良い。
さよならだって人生だ。


へんに壮大なテーマを含ませたり、大風呂敷を広げないのも良かった。
ものを大事に扱おうとか、林が有ったり小川がきれいなのっていいよね、とか、そう言われてるわけではないけど、自然にそう思えた。
もう一回くらい劇場で観てもいいと思った。


そういえば。
音にスケール感があるというか、アリエッティのサイズで聞こえる音になってるのがリアルだった。
それなのに、最初に猫に会う時だけ、鳴き声が高い(人間が聞く時の音になってる)…
そこの音だけ、すんごく違和感がありました。あれは何だったのだろ。