逆転検事「逆転ニューイヤー」

逆転検事(3) (ヤングマガジンコミックス)

逆転検事(3) (ヤングマガジンコミックス)

味わえ、最高級ミステリーを。
トリックロジックの4,5,6章が解けず、悩みすぎて疲れたので、推理マンガが休憩…(かつ黒田研二さんのトリックのクセが見つからないかな…と思って)。
「逆転ニューイヤー」。おもちゃメーカーの社長が、社長室で元旦に割腹自殺??
社長は靴を脱ぎ、敷物の上で死んでいた。他殺ならこのような姿勢にはならないだろう…
という事件。


以下、推理します。当たってたらネタバレになるので注意。
机が移動していたこと、部屋は天井が高く細長いこと、現場に羽子板があるのに羽根がないこと
そしてあの紙。
誰かと羽子つきをしていたと思われます。
羽根は犯人が持ち帰ったか?いや、それだと怪しいので、神棚に乗ってしまったのか。
容疑者の中で、三男とははねつきをするような仲ではないだろうし…
普通に考えると秘書が怪しいかな。もっとヒントはあっただろうか??
(でも彼女が犯人だと、冒頭のひとりでいるシーンが不自然になるんだよなあ)
推理のため再読。
一緒に遊ぶことに関しては、べつに三男でも、仲直りとか、親睦を深めようとか、なんとでもなるなあ。
福笑いで遊んだなら、床に敷物をしいてするだろうから、
靴を脱いであの姿勢になるのも自然だなあ。しかも目隠ししてるから、あっさり刺せるやん!
…ということで、トリックは分かったのだけど。犯人が分かりません…。


読了。うーむ、ひとつ弱い証拠はあったものの、主に動機面からの指摘になったような…
そこは若干不満だけど、メイン以外にも細かいヒントがいろいろちりばめられてるのには関心した。
スゲー…