ヨーロッパ企画「サーフィンUSB」

ヨーロッパ企画 第29回公演『サーフィンUSB』@サンケイホールブリーゼ
舞台はどこかの廃ビルの屋上。波の音が響いている。
メガネに黒スーツのOLがやって来て、靴を揃え…
そこで波の向こうの何かに気付き、目を見開く。
サーフボードを持った男の三人組現れ、同じ方向を見やる。
「あれは?」


80分ほどの短さだったけど、ヨーロッパでの平均前後的な面白さでした。
世界が水没したような世界観に、そこでサーフィンを楽しんでるひとたちというリゾート感。
非現実に非現実を重ねて、さらにもう一つ非現実が重なってくるわけですが…
設定がうまいな、と思いました。
お話自体にはもうひとヒネリ欲しかったけど…
ヨーロッパ企画だからハードルが上がってるんですよねー。
もし知らない劇団でこの内容を、「すげー!」って言ってファンになると思います。
あと、この劇団は役者さんごとにキャラクタが決まってるので(ドリフのように)
追っかけ続けるほどに面白くなる。

あと、今回は大半が水着のシーンで。
西脇唯…じゃなかった山脇唯さんとか永野宗典さんとかの半裸が…
メンバーみんな好きな自分には非常に美味しい衣裳でした。
今回会場が広かったけど、近くで観たかったなあw
中川晴樹さんがけっこう引き締まってるうえに、最後の挨拶のときにちょっとパンツの位置が低くてびびりました。


というわけで、絶賛はしないけど、個人的には楽しく、
安心して値段分楽しめたようなかんじでした。
ちなみにいつも一緒に観てる友人は、平均以下って言ってました。