黒後家蜘蛛の会贋作集「山のフクロウ」

GoShuさんと、安楽椅子犯人の小野堂が企画した無料ノベルゲーム「黒後家蜘蛛の会贋作集」。
http://www.geocities.jp/kgtzzz/kurogoke/
小野堂天乃介「山のフクロウ」読了。
「猫当てゲーム」の次は 収録順にGoshuさんのを読もうとしたけど
登場人物が多そうなので途中で止めて、先に「山のフクロウ」を読んだのです。
山を遠くから見るか近くから見るか、という体験や情報のお話から、
ある組織についての話へ。
うーん。小野堂の文体になれてるせいか、小野堂の文章だ…と思ってしまう。
雑学の見せ方や、接続詞の使い方とかが。
(となるとあとの作品も、贋作集とはいえ やはり執筆陣の個性が出ているであろうはずで、読むのが楽しみ。)
それはともかく、短いながらも中々珍しいオチにまとまってて、面白かった。
ヘンリーが話し始める時には自分も真相が分かっていたので、ちょっと気持ちよかったし(笑)
黒後家蜘蛛の会には詳しくないけど、あとがきにはニヤリとさせられました。