謎解きはディナーのあとで

「きらら」1月号と2月号収録の、「解きはディナーのあとで アリバイをご所望でございますか」読了。
「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」などの執事の慇懃無礼を通り越したセリフが気になっていた作品で、
PR誌に載っていたので読んでみた。
東川篤哉さんの作品は初めてです。
ビルの空きフロアで女性の死体が発見され、容疑者である恋人には鉄壁に見えるアリバイが。
歪んでるようでいてシンプルな真相でした。
ミステリとして物足りなさはあったけど、けっこうユーモアがあって読みやすい。
探偵役執事としてはキャラが立っているねー。
今売れてるハードカバーのを買おうとは思わないけど、文庫になったら読んでみようかな、という感じ。