YES IT’S ME

Yes it’s me (MARBLE COMICS)

「あ、ヤマシタトモコさんの作品が50円で…」って古本屋（not bookoff !）で中身も見ずに買ってきたんですが
もろBLものの短編集だった…。
主人公がゲイの作品とか普通に読むけど、BL自体がメインになってるのは久しぶりに読んだので、戸惑ったｗ
テーマとしては、最初っからゲイなんじゃなくて、同性を好きになって戸惑う感じの作品を集めてあるのかな。
登場人物の戸惑いと、久しぶりにBLを読んだ自分の戸惑いが偶然にもリンクしてしまったｗ

男だけどメイクが好きで化粧品販売員やってるっていう「夢は夜ひらく」が面白くて印象に残った。

以下 他の作品の感想 〜
「目蓋の裏にて恋は踊りき」：美大が舞台の作品。長身黒髪メガネと、金髪ショートの可愛い系。
「彼女は行方不明」：高校生。好きな女の子が行方不明らしいので探しにいく男子と、それに着いていく男子。
ストーリーはともかく、登場シーンの少ない女子のセリフがけっこうガツンときた。
「minun musiikki」：ジャズ系のバンド。上の二つに比べてわりとガチ。
「YES IT'S ME」：ナルシストの主人公と、幼なじみで社長のキノコ頭の話。
「Loathe!」：玄関で靴を履く話。