読んだもの ひきこもりの彼女は神なのです。

ひきこもりの彼女は神なのです。4 (HJ文庫)

ひきこもりの彼女は神なのです。4 (HJ文庫)

人外だらけの合宿所は 謎とキケンがいっぱい☆
人と、人ならざるものが(実験的に)一緒に生活している 実尋市 を舞台としたシリーズ、4巻は合宿のお話。
面白かった!
読了後に124pあたりの亜夜花のシーンをみると、なるほどと思ったり 笑。


今回…(脇役っぽい位置にいたキャラが目立つお話というのが好みだったというのもあるけど)
この作品のキモっぽい、「どうしようもない価値観や感覚の違いを、どう受け入れて共存していくか」というあたりを、より突っ込んで描いてある気がして、じつに良かったのです。


人間を一見 軽く扱うようなキャラが出てきても
単純に「敵」「悪」ですませられない
主人公と相手キャラのやりとりが、対話的というかなんというか。一方的じゃないのがいいですね。

それから、ホラー的要素のポテンシャルも有る作品だと思った。