読んだもの わたしはコンシェルジュ

わたしはコンシェルジュ (講談社文庫)

わたしはコンシェルジュ (講談社文庫)

ホテルの仕組みに興味が有るし、いろんなホテルに泊まってみる事が趣味なりつつある
けれどもコンシェルジュを利用した事はほとんどない。
どんな人たちなんだろ、どんな話をしているんだろう?
と興味を持って、買ってみた本。
面白かったです。
よくある相談や、珍しい・難しい相談についての事も書いてあって
「なるほど、そういう風に解決するのかー」と、探偵ものを読んでいるような気分にもなりました。
考えてみれば、少ない言葉のやり取りから、相手の心理や、求めているものを推測する…
そしてコネを使ったり、機転をきかせて解決する。まさに探偵のようなお仕事でもありますねw
ほかには、コンシェルジュの成り立ち、ヨーロッパと日本の違い
ホテルやコンシェルジュの上手い使い方。
サービスとホスピタリティの違い。などなど書かれていました。
サービスについて、なんとなく最近感じていたことが、ハッキリと説明されていたようで気持ちよかったです。
あとは日本と西洋の職業意識の違いなども書かれていて、
その違いをどう活かすかという考えも書いてあり、興味深かった。
参考文献も読んでみようかな。