読んだもの つぶやきのクリーム The cream of the notes

つぶやきのクリーム The cream of the notes (講談社文庫)

つぶやきのクリーム The cream of the notes (講談社文庫)

森博嗣がつぶやくと、クールなエッセイになる。
「カロリィゼロ」から「人生の勝ち負け」まで、ままならない世の中に対する森イズム。
トイレで少しずつ読んでいましたw
1つのエッセイが2ページなので、一気読みしてはもったいない、日々一つずつ楽しもうとおもってトイレに置く事にしましたw


もともと森博嗣さんの小説は、物語の筋よりも、むしろ新しい視点とか、考え方を得るのが好きで
読むと頭が良くなった気がするのです 笑
そんな自分には、このエッセイは、まさに森博嗣のエッセンスというか、クリームというか(小説を牛乳とすれば。)
とてもコストパフォーマンスの良い本だし、サイズ的なパフォーマンスも良いし。

例えば
38. 汚い言葉を話したり書いたりすれば、自然に汚い人間が出来上がる。
53. 「公共交通機関をご利用下さい」と主張しつづけてきたのに「若者の車離れ」を気にしている。

みたいに、ほんとにそうだよなあ、と深くうなづいたものもあるし

65. 人生の勝ち負けは、勝率ではなく、勝ち数で決まる。
みたいに、ほおと思うものも有る。

ところで、解説はBerryz工房のももち(嗣永桃子)さん
彼女がどのような言葉を良いと思ったか、ファンの方は興味有るんじゃないでしょうか。
やっぱり芸能人は、そういう言葉に共感を得るんだなーと、解説を読んで思いました。