読んだもの つぶやきのクリーム The cream of the notes
つぶやきのクリーム The cream of the notes (講談社文庫)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/14
- メディア: 文庫
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
森博嗣がつぶやくと、クールなエッセイになる。トイレで少しずつ読んでいましたw
「カロリィゼロ」から「人生の勝ち負け」まで、ままならない世の中に対する森イズム。
1つのエッセイが2ページなので、一気読みしてはもったいない、日々一つずつ楽しもうとおもってトイレに置く事にしましたw
もともと森博嗣さんの小説は、物語の筋よりも、むしろ新しい視点とか、考え方を得るのが好きで
読むと頭が良くなった気がするのです 笑
そんな自分には、このエッセイは、まさに森博嗣のエッセンスというか、クリームというか(小説を牛乳とすれば。)
とてもコストパフォーマンスの良い本だし、サイズ的なパフォーマンスも良いし。
例えば
38. 汚い言葉を話したり書いたりすれば、自然に汚い人間が出来上がる。
53. 「公共交通機関をご利用下さい」と主張しつづけてきたのに「若者の車離れ」を気にしている。
みたいに、ほんとにそうだよなあ、と深くうなづいたものもあるし
65. 人生の勝ち負けは、勝率ではなく、勝ち数で決まる。
みたいに、ほおと思うものも有る。
ところで、解説はBerryz工房のももち(嗣永桃子)さん
彼女がどのような言葉を良いと思ったか、ファンの方は興味有るんじゃないでしょうか。
やっぱり芸能人は、そういう言葉に共感を得るんだなーと、解説を読んで思いました。