笑わない数学者@グランヴィア京都
笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/07/15
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 40回
- この商品を含むブログ (223件) を見る
消えたオリオン像の謎。館に隠されたトリック!すべFに続いて、笑数(MATHEMATICAL GOODBYE)も再読。
グランヴィア京都のラウンジで、フレッシュオレンジジュース飲みながら読みました。
ここのフレッシュジュースは氷が入ってないんですね。薄まらなくて良いなあ。
絞りたてのネーブルの香りがしました。
さて、すごく久しぶりの「笑わない数学者」。
初読時は、オリオン像消失のトリックにばかり目が行ってしまいましたが
今思うと、消失トリックが分かった時点で思考停止して、
そこから犯人を導くところまで考えようとしなかったかも
(トリックに対して、犯人を導くロジックは結構難しいのでは、と思います。シンプルではあるけど)。
それから、当時は「なぜ登場人物たちは気付かないん?」と不自然に感じたけれど、
今読むと、気付かないのが自然…とまではいかなくとも、気の利いたというか、シャレた描写だなあと思います。
ただ、ミステリーに慣れてる萌絵くらいは気付いても良いように思うけど 笑。
サンドイッチがらみのエピソードが冴えてて、最高に面白かったです。w