読んだもの

山田風太郎「男性周期律」収録「春本太平記」読了。場面の繋ぎ方がいい。
同「痴漢H君の話」読了。面白いなー。文章が若い気がするが何時の作品やろ?
梶井基次郎「ある崖上の感情」読書中(お風呂用本なので少しずつしか進みません)。崖沿いの道から見える窓に、いろいろ妄想する男の話。山田風太郎の短篇集に入っててもおかしくない雰囲気やな。
 今気がついたんだけど、この年代?の作品を読んでると冬目景風の絵でイメージしてることが多い。実は冬目景かなり好きなんじゃないか、と今更再認識。
Christopher Schmitt「CSSクックブック―Webデザインのための活用テクニック集」( ISBN:4873112192)で調べ物。ある問題を解決するのに、隣接要素セレクタとかいう機能が使える!と思ったんだけどWindowsIEでは対応してなかった…。どうしてこんな便利な機能を実装してないんだ。説明すると、CSSのCはカスケーディングの意味で、たとえば「Pタグの中のTABLEタグ」とか「hogeクラスの中のAタグ」と、階層的な指定でスタイルを書けますね。で、隣接要素ってのは「DIVの次のDIV」というように、連続したタグの関係に対してスタイルが指定できるわけ。FireFoxとかで試してみたら、けっこう便利だった。あー、IEで使える日は来るのかな?