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HEP HALLにて観劇。4人の演出家が描く4種類の「ロミオとジュリエット」。それぞれ別公演で1公演1500円、前売り価格もセット価格もないので、さすがに4つとも見るのはきつい。というわけで、目当ては たみお演出の「アストラカン」編なので、それの前の公演である「純情編」との2つを見ることにした。いずれも、ふたり芝居らしい。
 純情編も最初面白かったのだけど、けっこう中ダレしてて、アストラカン編との格の違いを見せ付けられたような気がする。
 ひとつアレだなと思った店は、「まだ劇場で演劇を体験したことが無いという方たち、とくに10代の若い観客の皆さんのための入り口として企画しました」といってるわりに、ロミオとジュリエットの企てた計画についての説明が一切ないこと。劇場に来ないようなひとたちは、シェイクスピアの脚本を知らないんじゃないかな。なんでロミオ死んでるん?みたいな。