同志社邦楽部定演

同志社大学邦楽部 第75回定期演奏会同志社大学
邦楽の曲を聞いてると、どこが盛り上がりどころかわかんないまま終わったり、終わりそうな演奏がずーっと続いて突然終わる、というように聞こえてしまう。そんなレベルの低い聴衆である自分でも「戯曲」「飛天」「鹿島立」は楽しめた。
「戯曲」は、そこまでの演目とくらべて動きがある曲で、十七弦が格好良かった。
ところで、箏の奏者が左手をぐぃーっと伸ばしつつ爪弾く姿勢を見るのが好きなんだなーと思った。ああいった、腕を伸ばしきったような姿勢で演奏するのってあんまり他で見ないような。(べつにフェティッシュなことを言ってるのではなくて、ピチカートしてるのを見るのが好きとかそういうレベルの話です)
「飛天」は尺八と箏だけの曲で、後半盛り上がってからスピーディで美しかった。
「鹿島立」は胡弓の木場さんが圧倒的に美しいメロディで耳に残るんだけど、それ以外も盛り上がってました。出だしから派手なのが良いね。
指揮者の動きを見るのが楽しい。あと指揮者を見上げる奏者の表情も良いですねw と音楽以外のところで楽しんでるような気もする…