2007本格ミステリベスト10
- 作者: 探偵小説研究会
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2006/12
- メディア: 単行本
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なんと、今年はベスト20作品のうち1作も読んでいなかった。かろうじて21位の「月館の殺人」を読んだだけ。たぶん、好きな作家の読み残し作品を消化してたのと、マンガを多く読んだこと、ミステリ仲間内の推理遊戯などに時間を取ってたからだと思う。
その証拠に「ミステリ・コミック事情」に挙げられてる作品のうち5作ほどは読んでた。
「これはミステリファンも楽しめる、っていうか流水っぽいかも」と思っていた「LIAR GAME」が取り上げられていたのは嬉しい。
ところで「新作近況会」にある「架空の街を共通の舞台にして作家達が短編を競作する企画が進行中で」という話は、あんまり名作が生まれなかった某企画を連想させるなあ。大丈夫なんでしょうか。
驚倒したのは、10周年企画の「1996-2005 国内本格ミステリALL BEST RANKING」4位に、「人狼城の恐怖」がランクインしていたこと。読者投票でも3位。ほんとビックリ。でもこれ絶版になったんよなあ、と思ってamazonを調べてみると。
"0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています" の嵐。
というかほとんどそう。4つ星前後の評価が多かったんだけど、それでは高すぎるという意味が込められてるんかな?
それはともかく、今日現在では、ノベルスも文庫も新品の取り扱いが無かった。ベスト20に入ってる作品で絶版のなんて他に有るだろうか?