それでもボクはやってない

それでもボクはやってない スタンダード・エディション [DVD]

新京極シネラリーベで鑑賞。お客さんはの入りは4割くらいかな。
先日見た映画では加瀬亮さんは犯罪を犯した警察官、今日のは無実の容疑者ｗ。
痴漢冤罪事件、というか裁判そのものがテーマ？再現ビデオを撮って検証したっていう話はどこかで聞いた事有るから、実際の事件を元にした映画なのかな。で、裁判のシーンもけっこうリアルな感じだったし。
とりあえず、高圧的で適当な取り調べは見ててイライラするんだけど、まっとうにエンターテインメント作品だと思う。しかしながらエンターテインメントに徹していない部分が終盤に有って。そこはきっと、テーマを優先したんだろうな、と。
役所広司の演技は自然、かつ感情移入できる熱心さもあって好き。裁判官役の大森光明さんというひとは、劇団衛星の「大陪審」にも出演されていたような気がして仕方が無い…いや、きっと本当に出てたんだと思う。