読んだもの アッシュベイビー

アッシュベイビー

アッシュベイビー

金原ひとみ「アッシュベイビー」再読了。
ホクト(ルームシェアしてる同居人)の趣味の悪さだけが印象に残ってた。
再読してみると、主人公の終盤の行動もかなり最悪。
そこに至るまでは、楽しく読んでいたんだけどなあ…これはひどすぎる。
そして、ラストでは、「落丁か?」と思ってしまった。
書店で文庫版を確認してしまったよ。ラスト変わってないんだ…へえ…
ついでに解説を読んだら、金原ひとみの進化っぷりを康一くんのエコーズ(Act1..3)に例えてあって笑えた。

金原ひとみといえば、「カラマーゾフの兄弟」の新訳のを読みたいのだけど、京都駅の書店はふたつとも1巻が置いてなかった。
(「新訳だし読んでみよう」と1巻だけ買ってる人が多いのかも)
っていうか、三省堂は読みたい本の1巻を置いてない事に関しては天才的。
1巻さえ置いてれば、あの書店で購入したい本が10冊はあるんだけどなあ…