「クロック城」殺人事件

『クロック城』殺人事件 (講談社文庫 き 53-1)

『クロック城』殺人事件 (講談社文庫 き 53-1)

半分ほど。他の作品と比べて、無駄に設定が凝ってるなあw
ノベルスで読んだ時にも思ったことかも知れないけど、これが全部、「クロック城」という館を置いて違和感がないようにするためだけの捨て石?なら、凄いと思う。

ところで今日、ランチをバーのカウンターで食べてたら、隣の女性がチラチラと、こちらの本をチェックしてるような気がしたので、こっちも隣の本をチェックしてみたら、創元推理文庫でした。
たぶん「赤き死の訪れ」という作品です。(こちらはメフィスト賞作品なので肩身が狭いw)

…話をクロック城に戻すと…北山猛邦って麻耶雄嵩 っぽい気がしてきました。
初期作品の文章の下手さ、トリックの大掛かりさ&スレスレさ。
とか。
読了後の感想はこちら[id:gma:20071029]