西野田工科高校「ボクが見えなかった日」

西野田工科高校「ボクが見えなかった日」(私の大発明?)観劇。
舞台にはパイプ椅子に座る男が1人。右手に瓶、左手にリードを持っている。
リードの先にはダンボール箱、箱から植物がのぞいている。
「みなさん、これ何だと思います?」
男がビンを前に差し出して、語りかける。
「ボクも最初はギャグのつもりで注文しました」

というような感じで、独白ベースで話が進んで行く一人芝居でした。
虐められっ子が、透明人間になるクスリを使って復讐を計る、といったお話で。
鬼気迫る迫力と滑稽さが同居してて、なんともいえない味が有った。
けっこうクスクスきたんですが、笑っていい空気がどうかわからず、こらえてました…
(まわりの生徒も、下向いて笑ってるのが見えた)
審査員のかたには、暗転が多くて長いところは不評やったみたい。
自分は…なんか味が有りすぎて、暗転すらも楽しんでいました。というか、単に時間がかかってるというより、わざと間を取ってるのかなと思ったくらい。
いくつも劇を見る中に、こういった劇が混じっていると、また雰囲気が変わって良い感じ。
来年も出てくれたらいいなあ…なんて思った。