読んだもの 森見登美彦

夜は短し歩けよ乙女

夜は短し歩けよ乙女

第3章「御都合主義者かく語りき」。
御都合主義、というなら第1章からずっとそうなのだろうけど、
まったくそれが気にならないのが森見登美彦氏の作風なのかな。
下手な映画等でこんな御都合主義やられたら、かなり突っ込んでしまうところだ。

舞台が学園祭であるので、いままで以上に多くの奇人が登場して、
似たようなエピソードをいくつか連想した。
パンツの裏表・前後を入れ替えることで、同じパンツを四日続けて使っていると言われたS君。
ビスコは主食であると言う、R高校&R大学の人々。
道路の真ん中で鍋を食べたと言う、弁論部のB様。

そういや2年ばかり学園祭から遠ざかっている気がする…
と思ったのだけど、実際のところは作家の講演を聞きに行ってるんだった。