アンダーカレント

アンダーカレント  アフタヌーンKCDX

アンダーカレント アフタヌーンKCDX

豊田徹也は心の底流に潜む、なにかの正体を求めるように静かに語る。
のっちが買ったというので本屋で探してみると、偶然にも「おもいでエマノン」の横に並んでた(エマノンは既読なので買わなかった)。
たぶん、書店の意図ではなく、ただの著者五十音順だと思う。ヴィレヴァンじゃなく紀伊国屋なので。
アフタヌーンは好きな雑誌で、とくに四季賞は信用してます。
この作家さんも四季賞のひと。やっぱりうまいなあ…


主人公は銭湯をやってるひと。夫が失踪してしばらくたつ。
そこに、働きたいという男がやってきて…
間の取り方とか表情が好み。いろいろ推測しながら読んでも面白い。
主人公格の2人がおとなしいキャラなだけに、飄々としたキャラの ジイサンと探偵が楽しいです。